2012年3月30日金曜日

費用の目安 3 最低でも

費用はピンキリで、それぞれの提供する療法や
拘束時間や、技能によって変わることは以前書きました。

それは理解しても、どのくらいが相場なのか分からない、
どれくらいなら普通程度のカウンセリングをしてくれるのか
知りたい方は多いでしょう。

私は時間無制限一律料金のところはお勧めしませんが、
もし、そのような所なら、数千円なら、おすすめしません。

私の経験上ですが、
義用と比べて1時間が予約1枠分だとした場合、
最低でも1万円以上であるべきだと思っています。
これ以下の場合、提供する技能が少ないからではないか
と思うのです。
ある程度満足する技量を提供する所で
最低でも1時間一万円からと私は思っています。

例えば、一回2時間のところが1万円でしたら疑問ですし、
1回30分のところが3千円でしたら疑問です。


またその時間に比例した費用に加え、
材料が必要な心理療法などは、それに材料費は上乗せ
になるのは普通ではないかと思っています。

善意でと奉仕活動だと思ってやっていられる方で
技量がある人がいないとは言いませんが、
「奉仕」と「何が何でも全力投球で解決させる覚悟」
の姿勢の違いは、技量と費用に現れると思います。


 

2012年3月20日火曜日

臨床心理士

臨床心理士は国家資格ではありません。
民間資格ですが、
多くの病院では、この資格を持っている人を
採用条件にしている所が多いです。

大学院を出ている人が取る資格なので
知識と技能が高いと判断されて、
信頼性があるのです。

そして多くの方が臨床心理士が
優秀なカウンセラーの証拠と判断されている
事が多いようです。

ですが、病院ではこの資格があるから
カウンセリングをするかと言えば
分析を専門にしてるところが多いのは
事実です。

病院では、医師が分析する時間はありません。
でも、さらに何時間も相談に乗る時間を
与えては、患者さんが溜まってしまいます。
ですから効率を考え、
治療は医師がし、円滑な治療と
的確な治療プランを作るための
参考資料として分析を利用しています。

その分析のお仕事は、この臨床心理士の
資格のある人材がに立っています。

ですから病院では大変重要なお仕事です。

もちろん、
臨床心理士の資格があってカウンセリングを
行っている方もいらっしゃいますが、
臨床心理士=優秀なカウンセラー
でも
心理カウンセラー=臨床心理士
でもないことは十分に気をつけた方が良いのです。

2012年3月12日月曜日

産業カウンセラーとは

産業カウンセラーは国家資格だと
思っている方が多いようですが、実は
社団法人日本産業カウンセラー協会が認定する民間資格
なのです。

どのようなカウンセラーかと言うと、
産業に関するカウンセラーとか、
労働分野に関するカウンセラーだとか、
雇用や就職、時には企業内で働くカウンセラーだと
誤解があるようですが、ひとつの資格名にすぎないとのです。

企業内で活躍するカウンセラーは「企業内カウンセラー」と
呼ばれています。
より良い雇用状態、働く環境と精神のバランス維持、
より効率のある思考や心のあり方を得る、
等のために、
社員のメンタルヘルスを補佐するカウンセラーです。
この場合、心理カウンセラーであったり、
産業医であったり、臨床心理士であったりしますが、
心理面でのサポートをしてくれるのです。

2012年3月2日金曜日

チャット・カウンセリング

チャットカウンセリングとは、
対面でもなければ、電話でもない、
二次元の世界でのカウンセリングです。
ネットがつながっている状態で、カウンセラーとクライアントが、
キーボードで文字を入力して、文字の中での会話を瞬間的
に行うものです。

これは、生活事情や肉体的事情によって、対面ができない方
であって、電話での音声によるカウンセリングが難しい方には
お勧めです。

今の時代はチャットが生活の一部になっている世代となって
きていますから、電話よりも気軽だと言う方は多いようです。

声も御顔も知られないから安心感がある方も居ます。
文字をあとから読み返せる点も利点と考えている方もいます。

ですが、「対面をしてくない、電話も怖い」との思いでいるならば、
最初はチャットを開始し、後々対面へ移行しようと考える方に、
お試し的な所と思っておくのが良いでしょう。

それは、チャットの短所もあるからです。
  • タイプのスピードが遅いために行き違い
  • 沈黙が、沈黙として効力を発揮しにくい
  • 情緒やリズム、抑揚が現れないために、誤解が起きやすい
  • 顔や声が聞こえないため、状況や新にが読み取れいくい
  • 本心を隠しやすい
  • 情報提供が限られてしまう
  • 時間的ロスを引き起こしやす
  • 継続的なカウンセリングになりにくい
  • 根本解決や根本治療よりも、その場限りの表面的なカウンセリングで終わりやすい
  • 本当に必要な療法や、方法が適応されにくい
  • 効果は対面に比べ少ない
ですから、できれば対面をお勧めします。
カウンセリングはhttp://home.yoshiko-natsukawa.com/