2012年2月27日月曜日

複数のカウンセリング手段で  1

クライアントによっては、定期的なカウンセリングを対面で、
突発的な問題は電話で、と複数の手段で受ける方もいます。

これは、「今解決しないと、次回対面まで待てない事情がある」
「精神的に穏やかになれないので、今話したい」
「普段のカウンセリングとは違う課題が一時的に起きた」
などの理由で、電話も受けることは良いことだと思います。

ですが、例えば、鬱で困っているクライアントを例にしますと、
鬱のための薬を出してもらう医師はA先生、
定期的な対面カウンセリングはB先生、
ちょっと情緒不安定になった時の電話カウンセリングはC先生に、
その他はメールのカウンセラーはD先生に
そして、時々気分転換にE先生に、
という形で行うのはお勧めできません。




カウンセリングはhttp://home.yoshiko-natsukawa.com/





2012年2月17日金曜日

メール・カウンセリング 2

メールカウンセリングの注意点をもう少し詳しく述べたいと思います。

これは、メールカウンセリングに限らず、チャットも同じなのですが、
課題がその場限りになりやすく
食い違いは出やすくなるのです。

連続性にも欠けるために、素晴らしいアドバイスや指摘があっても
それを有効化できずに終わり、さらには、そのアドバイスを 表面的な
扱いとされて、それを強化しようとしても、
クライアントにしてみれば
「やったけど、あまりピンとこなかった」

「そのような方法は上手くいかない」
という悪い経験と誤解されたまま
悪い知識が蓄積されるだけで、
そののちに素晴らしい方法に出合っても

有効化できなくなってしまうのです。

また、カウンセラーの意図を誤解してしまうと、
それを解く方法が無いことと、読み手の気分で抑揚や言葉の意味を
取り違えてしまう可能性が高いのです。

そのために、カウンセラーは最善を尽くしますが、
そのために、回答に時間がかかってしまうのが普通なのです。



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2012年2月11日土曜日

メール・カウンセリング 1

カウンセリングの受ける方法の一つに
メールでのカウンセリングがあります。

クライアントは、顔も声もカウンセラーにばれませんし、
自分の悩みを訴えて、それに対する回答を得るUターン式。
電話や対面では、足りない情報や解決に必要な情報は
適時にカウンセラーが質問しますが、
メールは質問だれませんから、その点においても
クライアントには気軽です。

ですが、その分、クライアントの一方的な意見と情報
を基にカウンセラーが回答するということと、 
一往復のために、効果的なカウンセリング手段が
取れないので、深いカウンセリングや、根本的な問題解決
まで行きつくのは難しいのです。

私も、メールカウンセリングを受けますが、
一往復では納得いかないとのことで、何度かめーるでの
カウンセリングを連続的に受けたこともあります、

しかし、メールでは連続的なカウンセリングが難しいことと
カウンセラーのとった大切なアプローチが
適時に効果をもたらせることが難しいのです。

整理しますと、
欠点は
  • クライアントの一方的な情報のみに頼らなければならない
  • Uターン式なので、双方の理解の一致は確認できない
  • 足りない情報を得る方法が無い
  • 連続性に欠ける
  • 往復が一回限りなので、終結に至る確認ができない
  • 誤解が生じやすい
  • すがりたい気持ちが先行しすぎて、内容が整理されていないことが多い
  • 悩んだときにすぐに回答を得られるとは限らない
  • 深い解決を得られない
  • 表現力が必要となる
  • 大切な情報が漏れる可能性がある
  • 欲しいポイントに対する回答かは不明
  • 納得いく回答かどうか不明
  • カウンセラーの所属先によっては、毎回回答者が違う可能性がある
  • クライアントは回答に対する自制力が必要になる
  • 適応される心理療法は制限される

利点は
  • いつでもどこでも相談可能
  • 低料金で相談ができる
  • 声や顔を見られないで済む
  • 遠方のカウンセラーに依頼ができる
  • 費用が一律のことが一般的なので費用の目安が立てやすい
  • 余計な質問と思うようなものを問われないで済む
などです。


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2012年2月2日木曜日

対面カウンセリング

カウンセリングはやはり、対面がお勧めです。

時間的な校則や交通、移動などを考えると
対面が億劫になる方や、時間調整が難しいと考える方も多いのですが、
やはり、対面は1対1で、予約時間を目一杯有効に使えます。

その時間をどのように使おうと自由ですし、
「今日は本来の課題とは違うけれど、急きょ勃発した問題を解決したい」
と臨機応変に対応できるので融通が利かないようなことはありません。


大概は、一つの課題のゴールに向けてカウンセラーがプランを
立てて行くので、毎回、クライアントの表情、態度、考え方、変容を
見落とすことなく、しっかり観ながら進めて行きますから、
しっかりしたカウンセリングになっていきます。

やり方がクライアントに合っていないと判断すれば、
別なやり方を提起応しやすいですし、
自分では門外漢だと思えば、その道のプロへすぐリファーします。

ですから、やはり、カウンセリングは対面が一番ですね。


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