2013年7月13日土曜日

コーマワーク

昏睡状態、いわゆる植物状態にある患者さんやご家族へ行う心理療法の一つです。

昏睡状態は意識が無いと思われがちですが、
実は状態はそれぞれ。
聞こえないし、考えていないし、感じていない、と思われがちですが、
そうとは限らないと言う前提で行うものです。

全身が動かすことができないために、
一見完全なる昏睡状態で、意識も無いけど、五感も無いのだと
周りの人は思っているだけかもしれません。

本人は、体が動かないだけで、一部の感覚は生きているかも
知れません。

実際1/3は、目を覚ますケースがあると言いますから、
コーマワークを行うことで、回復率は上がるかもしれませんね。

コーマワークは、繊細な心理療法ですので、
技能学んだセラピストやカウンセラーに任せないといけません。


2013年5月29日水曜日

頭が良いんです

頭が良いんですと言う人がいます。

こんなひとにあったことは多いと思います。

自分は頭が良いのだから、長ったらしい話には
付き合っていられないんだ、
要約して話せ、ポイントを繰り返すな!
という思いから
「そんなこといちいち言うな」
と言う人は

きちんと人の話を聞いていないため肝心な
事はなにも除法が入ってきていないです。

自分が頭が良いからと思いすぎて
1単語に反応し、
「そんなことは知っている、そんなことを何度も言うな」
と怒りだすのです。

実際は、最後まで話を聞いていないから
理解が正しいか確認は取れていない。

話し手は、それならばと
大幅に短縮したり、話を飛ばすと、
「私は専門家ではないから噛み砕け」と言う始末。

丁寧に話せば、
「私は馬鹿ではないから低レベルな話しはするな」
とか
話を切って、聞きたいことだけ言えとばかりに質問攻めにする。
そうすれば、結局は、話が正しく伝わっているかは疑問ですよね。
「知りたいこと=大切なこと=漏れてしまった情報」
とは限らないのです。

こういった人は、
実は頭がいいとは言えない。
(馬鹿とは言いませんが)


このような会話をする人は「自分への自分の評価」が
高いので(自己評価が高い)
カウンセリングをうけようと思われるケースは少ないようです。



残念ではあるけれど
結局は話しを最後まで聞かないために
多くのミスを犯した人生を歩むことになる可能性は高くなるのです。





カウンセリングはhttp://home.yoshiko-natsukawa.com/



2013年5月21日火曜日

最低クライアント数 


アメリカではどのくらいクライアントを抱えるのでしょうか?

「アメリカでは二人クライアントがいれば独立する」と言われます。

少々大袈裟な表現ですが、アメリカでは、カウンセラーとして独立するのには、沢山のクライアントは必要ないということの言葉の綾ですね。

これは、一人一人が多額の費用を払うと言うことではありません。

基本的に、アメリカなどでは、特別な理由がなければ、一度受けたカウンセラーは生涯替えないということなのです。

カウンセリングを一時的な治療者として見ているのではなく、長い目で見た「心のメンテナンスをしてくれるパートナー」だからです。

もちろんのこと、一時的な相談もして良いのです。

一時的な相談をしたとしても、
常に心のケアをする人を「このカウンセラー」と決めておいています。

長い流れのメンテナンスと、突発的に起きた出来事で揺らぐ心のケアを、自分の決めた「このカウンセラー」にカウンセリングをしてもらうのです。



2013年1月31日木曜日

ボランティアとの違い

ボランティアは決して、自分の生活を脅かしてまで
自分の資産と技能と体力と知力を、誰かのために、
使うことではありません。

あくまでも、本業ではないのです。
また、本業を邪魔するものでもありません。

余暇を人のために提供する慈恵の思いからの
行為に過ぎません。

カウンセラーでも本業としてやっている方も居れば
ボランティアでやっている方も居ます。

本業は柱となる仕事として選んでいますから、
多くの研修を受け、知識や技術を磨くことは
惜しみません。

ボランティアカウンセラーも研修などは受けている
のですが、やはり、知識や技術に投資するものに
限界があるのも仕方ありません。

中にはプロとしてデビューするには経験がないから
練習台としてボランティアをしている
カウンセラーも沢山あるのです。

ボランティアで費用を抑えようとしている
クライアントが来るのだから、
成果もそれなりであっても問題ないだろうと思っている
練習したいカウンセラーの場合もあります。

ですから、カウンセラーでも
ボランティアなのか、本業なのかで
セッションで受ける内容に違いがあることは
否めません。



カウンセリングはhttp://home.yoshiko-natsukawa.com/



2013年1月20日日曜日

スクールカウンセラー

スクールカウンセラーは学校カウンセラー
とも呼ばれています。

最近は、日本でも小学校から
スクールカウンセラーを置いていますね。

児童、生徒や学生のために
学校施設にいるカウンセラーのことです。

生徒たちの精神面の相談や指導をする
カウンセラーです。
心理カウンセラーや心理療法家と
違う点は、
精神障害などの恐れがある場合、
そのケアや改善へのサポートを
することはあまりないことです。

そこまでサポートするには生徒の数が
多過ぎて、日ごろのケアが
おろそかになりやすいからです。
学校でのイジメ、精神面が関わるトラブル、
成績に影響する心理、
学校生活に影響する心理面、
担任や両親に相談できないことの悩み、
両親の子供との悩み、
成長に伴う心の成長、不登校、犯罪、
時には進路相談になることもあります。

生徒や学校生活に関する精神面を
扱い、より良い学校生活を
送るためにサポートするカウンセラーです。


海外では、授業の途中に順番が来て
生徒が定期的に受けるような仕組みをもつ
学校もありますし、
日本に比べ、スクールカウンセラーは
生徒にとって身近な存在です。


カウンセリングはhttp://home.yoshiko-natsukawa.com/



2013年1月1日火曜日

ボディマインド

あけましておめでとうございます

今日から新しい年となります。

やっと休みが取れたと、ホッとする人もいれば、
流れが緩やかな時間に戸惑う人もいるでしょう。

一年間頑張ったのですから、ぜひ、ゆっくりと体を休ませていただきたいです。

心と体はつながっています。

心が弱ると体も弱ります。
そのため、心を常に元気な状態=モヤモヤしない、怒らない、
クヨクヨしない、心配しない、異常に歓喜しない、そんな状態で居られたら、
体は元気で病気にはなりませんし、
不幸な出来事にも遭いにくくなります。

だから、心のケアは大事なのですが、
体が弱れば、心が弱ると言う逆説もあるのです。

体に疲れがたまれば、心も疲れてきやすいのです。

そのため、心身ともに不調な時は、
程度によりますけれど、心を最初に扱うのではなく、
まず、体を元気にしてKら、心を扱うことも可能です。

例えば、整体や按摩を受けて、体をほぐして
カウンセリングや指導を受け取りやすい、ほぐれた心を
準備する方法もあるわけです。

このように体から心を扱う療法をボディマインドといいます。

セラピストの中ではボディマインドをメインにしている所
もあります。

ただし、体だけ取り扱っても、
所詮、心の中の問題や、
問題を起こす傾向の考え方を持っていれば
体だけでは問題解決には至りません。

でも、心と体と両方を同時に扱って、
問題に取り組めば、効果は早いかもしれませんね。



カウンセリングはhttp://home.yoshiko-natsukawa.com/