2012年12月29日土曜日

カタルシス


カタルシスとは、ギリシア語のカタルシスに由来し、
もともとは、薬剤を用いて吐かせたり、
下痢を起こさせる行為を指したようです。

そのような使い方の末、
オルペウス教などで「魂の浄化」を指す語として
使われるようになったらしいです。

心理学としては、宗教的な魂の浄化ではなく、
代償行為によって得られる満足を指します。

ジークムント・フロイトが使い始めた心理用語です。


分かりやすく言うと、
心奥底に溜まっていた想いや感情を出し切ることで
心が軽くなり、爽快感を得ることです。
例えば、
「映画などを見て、内容に感動したり、共感して、
号泣したとたん、なんだか体がらくになった」
とか、
作品を作り終えた途端、すっきり感が得られた」
とか、
「大声を出したら、怒りや嫌悪感が薄らいだ」
などです。

カタルシスを起こすことでストレスが軽減し
生活が楽になったり、
過去のトラウマから切り離せる余裕ができた
と言うことはありますが、
カタルシスは、カタルシスであって
根本療法ではありません。
物事の事態を引き起こす原因解決には
なりません。


もうすぐ今年も終わります。
大みそかは、どこの国でも
新しい年を迎える瞬間に、皆で集まって大騒ぎをします。
飲んだり踊ったり騒いだり。

これも、カタルシス。
1年間の苦しいこと、悲しいこと、大変だったこと、
色々な思い出が頭をめぐります。
1年間からだや心に溜めたストレスを
騒いで浄化したい思いは普通にあるのです。
だから、皆で騒いでカタルシスを求め、
世界規模のカタルシスで
新たな年を踏み出す気力を作りだすのです。

今年もお世話になりました!
良いお年をお過ごしくださいね!



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2012年12月25日火曜日

ヒーリングと治療

ヒーリングは治癒すると言う意味なので、
医者や鍼治療家など国家資格が無い人が
ヒーリングを行うと言う言い方が
法律的には微妙な所だとは思いますが、
ヒーリングは誰にでもできる行為です。

たとえば、小さなお子さんがころんで
痛くて泣きだした時、
母親が「痛いの痛いの飛んで行けー」と
手をあてながら言ってあげると
痛みが軽減しますよね。

母親によって安心し、心理的に
痛みが軽減するのです。

これが手当て療法の原点であり、
ヒーリングの原点です。

痛みが軽減すればヒーリング効果がある
と判断するならば、
ヒーリングは誰にでも出来ますが、
「治療する」と表現するのは厳しいところ。

ですので、
「○○○ヒーリングで治療します」
と表現する所は、あまりお勧めできませんね。


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2012年12月15日土曜日

ヒーリング

ヒーリングとは何でしょうか?

多くの方はスピリチュアル系のイメージがあるでしょうか?

今の日本で使われるヒーリングという意味は
ヒーリングミュージックなら癒しの音楽
ヒーリングスポットであれば癒史を感じる場所
など
癒しのイメージと、

ヒーラーと言えば
まるで霊的パワーか超能力での治癒する力のある人か
ケガは直らずとも、超心理的化超宇宙的な方法で
エネルギーを調節する人
と言ったイメージでしょうか?


ヒーリングとはhealingという英語です。
治癒すると言う単語です。

ですから、本来は医療的な意味合いが強いと思いますが、
自分の力でケガが治癒したり、
自然に治癒するといった表現で良く使う言葉です。


カウンセリングやメンタルトレーニングも
ヒーリング効果はあります。

実際に、自称ヒーラーの方々がどれだけ効果を与えられるかは
疑問のところではありますが、
心が休まるとクライアント自身が思うなら、
真実はどうであれ、受けてみるのも一つです。

ですが、注意して欲しいことは、
ヒーリングだけで心の問題は解決しません。



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2012年12月7日金曜日

相手の気持ちが単に分かる人

「私は、霊感があるのか、
離れていようが目の前に居ようが
相手の気持ちが手に取るように分かるんです。」
と言う方がいます。

これをカウンセラーに対しても適用する人がいます。


これはとても要注意です。


人間は、自分に都合のよいように理解します。
真実の通り理解するのではなく
自分が望む形で理解します。

現実は誰に取っても共通の現実ですが、
真実は同じかどうかは分かりません。
真実が理解する形と同じかどうかは分かりません。

ところが、
気持ちが読み取れる言う人は、
「それが感違いか、本当か、確認作業もやってみると
ちゃんと、それが正しかった」
と言います。

もちろん確証出来てしまいます。

それは、
自分の想像が正しい事を証明しようとすると
自分に都合の良い現象だけを集めてしまいます。

例えば、すてきなバッグが欲しいと思っていると
すれ違う人、電車内の人のバッグばかり目についてしまいます。

それと同じで、少しの現象を全てだと思い込んでしまうのです。


もし、そのような傾向が自分にもあるようでしたら
ぜひ、カウンセリングを受けてみてください。

自分の偏った考え方は、
対人関係も人生も偏りやすいのです。
偏りが強いと、自分でも手に負えない生きにくさが出てきてしまうのです。



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2012年11月30日金曜日

占いとカウンセリング 6 霊感霊視

世界には、本物の霊視ができる方は居ると思いますが、
本物か見つけるのは難しいですね。

なぜなら、見えている物を真実か
または見えていることを確認することは
出来ないからです。

見えている物を絵に描いて見せたとしても、
確実性には欠けます。

FBI捜査官などで透視とか遠視をする方が
居るようですが、この場合は、きっと、
科学的に確証するテストがあるのでしょう。
または確率論的に、信頼性がある程度
あると判断するデータがあるのかもしれません。

でも、一般的には、かなり難しいですよね。
心理学のようにデータや傾向の調査を
基準にしている判断ではありませんからね。
霊能者同士が「同じものを(霊視で)見ている」と
言っていたとしても、
言葉の表現で類似性を確認しても、
真実や現実との確証は得にくいです。

でも、それが正しい霊視結果だと感じるのは
人間は、人の話しの信頼性を信じたい
思いが根本にあるからです。

決してこれが悪いわけではありません。

それによって問題が解決するならば
霊視でも良いのです。

ただ、その信頼したいと思う気持ちを
逆手にとれば、宗教の勧誘などのように
戸惑う未来につながることもあるのです。

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2012年11月25日日曜日

上下関係 3 カウンセラーの姿勢

カウンセラーとクライアントは
同等の立場であると以前に書きましたが、
その続きです。

カウンセラーの中にはクライアントを
「お客様」と呼ぶ方が居ます。

クライアントをお客様と呼ぶカウンセラーは
クライアントと共に解決に向かて歩もうと
思う気持ちより、若干気後れした印象です。

どんなに技量や知識があったとしても
クライアントをお客様と呼んでいる時点で
「相手を立てることが第一目的」に
なってしまいます。

一人の人間として大切に扱うのではなく、
客として、お金を払ってくれる人として
しか観ていません。

最大限の努力をしてサポートするより、
「お客様だから、成果より満足度だ」
などの思いが少なからず出てきてしまい
内容の良いカウンセリングが
出来なくなってしまうのです。


もし、あなたの通う予定のカウンセラーが
お客様として扱っているならば
お勧めできませんね。

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2012年11月17日土曜日

上下関係2 主導権を握る

カウンセリングで困ることの一つですが、
クライアントさんの中には
自分が主導権を濁ろうと努力される方がいます。

特に精神的障害を改善目指していらっしゃる方に
「自分が主導権を握ってカウンセリングを進行させないと
いけない」と思っている方に見られます。

「カウンセラーに主導権を握らせてたまるか」
「自分にはカウンセラーをコントロールする力量が
あることを見せなければならない」
「私にも高い思考力があるんだゾ」
「あなたには私を治せる力らないことを知らしめてやらねば」
「治るのはカウンセラーの力量ではないことを
教えてやらねば」
などとの思いがあるのです。

もし、カウンセラーに頼らなくても解決するなら
相談には来ないわけです。

また、それだけ力量が自分にあるなら
問題がや悩みがないわけです。

言い換えると、自分勝手な考え方や判断が
周囲を困らせたり、
自分が生きづらくさせているのです。

そのことを理解しているひとは
カウンセリングを有効利用するだけの十分な
高名な態度で受けることができるのです。

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2012年11月5日月曜日

続けるべき期間 目安

どのくらいカウンセリングは続けて受けるべきでしょうか?

受ける側も予算もあり、
生活もあり、
予定もあります。

キャリアカウンセリングであれば、
「履歴書を含めた書類を作成する」
とか
「面接練習」
とか、
「キャリアをどう積み上げるべきか」
などの目的のために受けますから
比較的短期間であったり、数回で
済むでしょう。

自分の考え方の癖を摂るならば
1回では難しく、
何回か受けることが肝心です。

でも、精神障害であったり、
発達障害などのもないで受ける場合は
どうしても何年という期間を受け続けなければ
いけません。
通院も何年もかかりますが、
同時に心理的サポートを受けることが良いでしょう。

もし通院していなかった場合でも、
症状を起こす心のからくりを解決する
ためには何年もかかることがあります。

例えば15年も通院している方が
カウンセリングで数カ月で解決するとは
考えにくいのです。
ゆっくりと時間をかけることを理解して
お受けください。

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2012年10月30日火曜日

占いとカウンセリング 5 リピーターが多い占い師

リピーターが多い占い師は
解決への導きが上手か、
悩みを聞く深い心を持っているか、
当たる率が高いか、
指導力が高いか、
などの特徴があるように感じます。

でも、リピーターが多い占い師が皆、
当たるとか解決力が高いかというと
要注意な所です。

リピーターがつくと言うことは
優秀な占い師であるか、
リピーターにさせる技能が高いか
の、どちらかです。

優秀な占いであれば、
リピーターは付きますが、
頻繁なリピーターではなく
重要な時に来談してくるリピーターがつきます。

リピーターにさせる技能が高い人は
いかに、「近いうちに再来してもらうか」
「定期的に来てもらうか」に技能が高いのです。
占いの技術力が高さや
解決力があるかは疑問です。

もちろん、1回では解決しない問題もあるので
時間をおいて再来談してもらわなければ
ならないこともあります。
【「もう一度来てください」と言うことが
リピーターを作る技能の占い師】
の証しではありません。

早く会いに行きたいとか
あの先生でないとダメだというところに
そのリピータを作る技能があるのです。








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2012年10月24日水曜日

頻度の目安 3 親として




未成年者の場合や
症状や問題によっては
保護者が一緒に来られるケースがあります。

未成年者で、高校生くらいであれば
初回だけ同伴で、2回目からは一人で来談
となる場合もあります。

でも、保護者が同伴の場合は
保護者が費用を出すことが多いのです。

そうなると、クライアント当人が
「次回は明日って出来ますか?」とか
「次回は1回で2ワクしたいんです」
「もう一度、今週来たいです」などと言われると
「もう少し日にちをあけたほうが良いんじゃない?」と
口をはさみます。

これは、まず一つには
「そんなに頻繁だと一気にお金がかかる」
と言う親の思いです。

ですが、治るスピードは当人が知っています。
当人が3日に一度サポートが必要だと思ったら
そのチャンスを逃すことは、
解決を先延ばしにするだけなのです。

もう一つには
「こんな精神状態だから正しい判断ができていない。
親が的買うな判断をしてあげよう」
と言う親心からです。

これは、実は親が子供を信用していない証しです。
このような「「親からの過小評価」が
成長しようとする子供を萎縮させてしまい、
その一言で、改善の道が断たれてしまい、
カウンセラーは、新たな道探しにセッションを
余計に使わなければならなくなるのです。


どちらにしても、子供に任せる姿勢が大切です。








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2012年10月20日土曜日

表舞台に出ない 4 「公開しないで」

3の続きです。

「私のことを口外しないでください」
「表舞台に引き出さないでください」
というカウンセラーはどうでしょうか?

占い師や祈祷師などでも、
「個人情報の漏えいです。
あなたが占ってもらった過程や、占い結果などを
話すことは倫理に反します。決して公開しないように」
と念を押されることはどうでしょうか。


私の経験では、
悪口や誹謗中傷は、しない方が良いと思いますが、
「役に立った」「当たるかどうかは別にして心の整理ができた」
「このように、相談に乗ってもらった」
などの感想までも止めさせることは難しいですし、
これらは個人情報の漏えいには当たりません。

ただ、極端に感想までも阻止しようとする相談業の方は
悪い評価を流されることを恐れているのでしょう。
言い換えると、そこが力量の限界のようです。
悪いうわさも多くなりすぎて手に負えなくなれば
雲隠れして、ほとぼり冷めてから、
新たに復帰することを繰り返すばかりです。


占い師などでは、『当たるか当らないか』が
重要に思われがちなために、「当たらなかった」と
言われることが致命傷かもしれませんね。

でも、そこで逃げ出してしまうから
「騙された」「詐欺だ」と言われてしまうのではないでしょうか。

言い換えると、事前に「うわさを流すな」と念を押すことは
逃げるまでの時間稼ぎかもしれません。

もし、その相談業者が優秀であるならば、力量のある相談業者ならば
ウワサに振り回されず、根本を理解し
次の相談につなげる努力、
未来の相談をより良くする努力、
あきらめないサポートに力を入れることでしょう。









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2012年10月12日金曜日

表舞台に出ない 3  住所

2の続きです。

相談室の住所などがホームページに公開されていないケースがあります。

占い師の場合は、大概が所属先の住所が記載されているはずですが、
心理カウンセリングで記載がなかったり、
「予約後お知らせします」としている所がありますね。

これは、なぜでしょう?

実は、心理カウンセリングは、適応水準のクライアントだけでなく
病理水準のクライアントも多く扱います。

私も経験があるのですが、予約もなく、いきなり、夜中だろうと
朝方だろうと、初めてのクライアントさんが、
来談にいらっしゃることが多々あります。

ホームページに記載いした住所を地図で調べ
思い立ったときにいらっしゃるのです。

一度面談しているクライアントさんならば
状況を説明して、いきなりの訪問を回避することができるのですが
初めての方の場合、対応に戸惑います。

そのため、予約確定後に、来談場所をお伝えする
と言う形を取っているカウンセラーは意外と多いと思います。





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2012年10月6日土曜日

表舞台に出ない 2 写真

1の続きですが、
例えば、顔写真を出さないケースはどうでしょうか?

顔写真は、ブログでもホームページでも、パンフレットでも、
どこにも見当たらない場合は、そのカウンセラーを選ぶかどうか
判断しにくいですよね。

占い師や祈祷師ですと、顔写真を出しにくいでしょう。
それは、職業柄、所属先が複数ある方もいるでしょうし、
顔を出すことを禁止されている事務所と契約しているかもしれませんし、
または、本業は別にあり、占い師を副業でしている方も多いですし。

占い師ならば、顔の分からないミステリアスな感じも、良いかもしれません。

それでも、ぼやけた写真で構わないので出して欲しいですよね。
所属先で写真を出さない所であってもブログには写真は
出すことは、プロ意識がある占い師には多いように思います。


カウンセラーは、写真公開を拒否する人は少ないはずです。
昼間は企業の正社員で、週末や帰宅後だけカウンセリングを
受けている人の場合で、
会社に副業がバレたらクビになるので、顔を公開しない人は居ます。

その場合の多くは、カウンセリング業を本気で行っていないケースです。
言い換えると、ボランティア的なカウンセリングですから、
いつでも、カウンセリングを辞めることができる姿勢で
相談に乗っているように私は感じます。

そういった占い師などではなく、心理カウンセラーならば
顔写真をしっかり出している人の方が責任を持って行っている
のではないでしょうか。


でも、もし、おじいちゃんカウンセラーだった場合、
一生懸命孫に教わりながらタイプして文字だけのサイトを
立ち上げていたり、ワードの文字だけパンフレットを
作っていたとしたら、写真がなくても許してあげてくださいね。



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2012年9月30日日曜日

表舞台に出ない 1 プライベート

心理カウンセラーでも、または占い師や祈祷師でも、
いわゆる相談業の人で、存在を明かさない方がいらっしゃいます。

存在を明かさないと言うのは、例えば、
  • 顔写真を出さない
  • 働いている場所を尋ねても教えてくれない
  • 連絡先がメールしか分からない
  • 「絶対に、私の事をブログ等でウワサを流さないでください」と念を押される
  • 「私は表舞台には立たない主義なので、私のことを人に話さないでください」と執こく言う
  • 「紹介だけでしか受け付けないので、気軽に私の名前を他人に言わないでください」と門戸を閉ざしている
  • 詮索されることを嫌う
などです。


心理カウンセラーなどはカウンセラー自身の個人情報がカウンセリングに
影響してしまうため明かせないのはプロとしての基本姿勢です。

例えば
  • 犬の写真を飾る→犬派か猫派かを気にする方には偏見を持たせてしまう。クライアントが猫派である場合、「この先生は犬派だ」と思うことが、カウンセリングの行く末を変えてしまう可能性が高い。
  • 結婚しているか、離婚しているか、独身か、子供が居るか、シングルマザーか→「子供が居ない人には子供の気持ちなんて分からない」と間違った知識を持っているクライアントは、カウンセラーに子供がいなければ、アドバイスを心深く聞きれない可能性が高い。
  • うつの経験があることを看板にしている→「鬱の経験がある人の方が私の鬱を理解してくれる」と思うクライアントには、「鬱同士の結託感」が効果的治療の進み具合だと勘違いする可能性が高い。
などと言ったことがあり得るのです。

これは、他の相談業者と違う点ですよね。
心理を扱う相談業では、小さな思い込みが、相談の行く末を捻じ曲げてしまいます。

そのため、カウンセラーはなるべくカウンセラー自身の情報を明かさず行うべきなのです。
それを厳守できるカウンセラーは力量が高いと思って良いでしょう。
力量がある程度付かないと、厳守するのは難し技術なんです。






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2012年9月24日月曜日

上下関係 1 カウンセラーの立場

「カウンセラーが上か、クライアントが上か?」
これは、カウンセリングを受ける上で
とても重要な課題です。

「サービス業として【お客様は神様】だから、
クライアントを神様のように扱うべき」
「指導を受けるのだから、師としてあがめるべき」

考え方は皆それぞれですが、
このような考え方がカウンセリングを
混沌とさせてしまうのです。

カウンセラーはクライアントの悩みを
解決するべき専門家なのです。
クライアントの思いを聞く専門家なのです。

言い換えるろ、クライアントのパートナー。
どちらが上でも下でもなく同等です。

悩めるクライアントの視線と
俯瞰的に専門知識を活用して解決に臨む視線と
2つの視点を得て、より良い結論へ導く関係です。


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2012年9月14日金曜日

超能力

超能力は本当にあるのでしょうか?

超能力は本来はだれもが持っているのでしょう。
残念ながら大人になって、疑う気持ちが強くなって
能力発揮ができなくなったのかもしれません。

事実、
子供には計り知れない力があります。
これは、絶望感や敗北感を知らないからです。
また、無意識層が確立していないからです。

スプーン曲げも「出来ると」と言われれば
「スプーンは曲がらない物」と確信に
至っていないため、
疑わないので、素直に出来てしまうのです。

また、親が書いた簡単なメモや
思っていることを当てることができます。
時には、親が手にしている箱の中身を
当てることができます。
子供は生き抜くために、
親の気持ちを敏感に感じ取ろうとします。
生き抜くこうとする思いが些細な事とも見逃しません。

その生き抜く技能の延長ではないかと
私は思っています。

これは一見、透視や読心術に思えます。

でも、これは消して超能力ではなく
子供の万能力と言われている物です。

恐れや失敗を知らない子供には
能力の限界が存在しません。
だから、意志の力で能力を最大限に
引き出せるのです。
この世の可能性がゼロではないことなら
なんでもやり遂げてしまう力があるのです。


ですから、子供の能力を疑わず
何でもできると信じてあげることが大切です。

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2012年9月10日月曜日

頻度の目安 2 費用対効果

頻度がこまめだとお金がかかると
普通は考えますよね。

実は、違います。

頻度がこまめで、
考え方の変容や、
行動改善の習慣を身につけ始めた時、
タイミング良く、どんどんと
後押し良く進めると、終結が早まります。

頻度をゆっくりにすると
前回の「仕掛け」や「アドバイス」や「宿題」が
効果が薄れ、1からやり直しになったり、
すこし戻してやらなければならなくなり、
改善や解決への進みが遅くなるのです。

セッションでやるべきことが重複し
クライアントも「え~またやるのぉ~???」
とか
「あれ?おかしいな。前回は出来たのに、
なんで今回は出来ないんだろう?」
と、不満が溜まる傾向があるからです。

言い換えると一気にお受けになる方の方が
解決が早いようですね。


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2012年9月5日水曜日

頻度の目安 1

カウンセリングを受けるとなると
どのくらいの頻度で受けるのが普通か
悩まれる方もいらっしゃいます。

これは、人それぞれなんですよね。

クライアントの症状や、問題の緊迫度、
解決への進み具合、環境により
頻度は変わるのです。

例えばキャリアカウンセリングであれば、
面接にまで進まなければ面接の
個別アドバイスは出来ないかもしれませんし、
選考結果を待たなければ次のセッションを
予約できない、といったこともあるでしょう。

ですが、一般的に言って、
管理職の心のメンテナンスであれば
毎月1~2回でもよいでしょう。
心の思考パターンを変えて行く、
癖を取る、
などであれば1週間に1度が良いようです。
2週間もあけてしまうと、前回の効果が
ゼロになってしまいます。
お金の無駄使いになります。

病状や症状を改善する、
回復させる、
という目的の場合は
クライアントが次に受けたいと思う日が
良いと言います。
受けた日に「次回は3日後が良い」と
思えば3日後が良いです。
1週間よりこまめに来談して良いのです。
こまめは良いですが、1週間以上あけるのは
ある程度改善が見えてから。

忙しい社会人は毎週時間を作るのは大変です。
ですから、病状や症状の改善ではないならば
隔週で受けるのが精々ですよね。

どちらにしても、カウンセラーが
この状態ならもう少し頻度をゆっくりにしようと
考えれば、「次回は2週間先でも良いですよ」とか
「今月だけ詰めて来談されて。ひと段落したら
毎月1回に減らしましょう」などと
話し合いで決めてくれます。

最初の数回は毎週お受けになって
そのあと、頻度をカウンセラーと相談される
ことをお勧めします。

逆を言えば、クライアントの方から
「9月は仕事が忙しいので1回しか来れませんが
どうしましょうか?」と相談されるのも良いのです。
でも、カウンセラーと相談もなしに
クライアントが頻度を決めるのはお勧めできません。

なぜなら、効果の無い頻度をクライアントが
望むことも少なくなく、
結局解決しない無駄なセッションとなるケースが
あるからです。



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2012年8月31日金曜日

占いとカウンセリング 4  出来る占い師

私は時々、占いを受けます。

人気のある占い師にはどんな特徴があるのか
解決方法はどんな形なのかを見るためです。

費用も高く、人気がある占い師の方の傾向は
「カウンセリング能力が高い」
という点です。

高い人が全員ではありませんよ。

もちろん、心理カウンセリングの専門家と
同等のカウンセリング力があるとは言いません。

ですが、「占い技法を提供する」技術者的占い師や
占いが好きで占い師になったマニア的占い師とは
大きく違う点がカウンセリング力がある点です。

占いの結果や占いの理論にとらわれず
本当の解決へ導く会話術が備わっています。

やはり金額も高く人気があるのも納得です。
占い技法だけでなく、貨運sリング技能も
学んでいるのでしょう。
自分に投資している金額が違うのですね。
安い占い師はそれなりでしょう。






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2012年8月25日土曜日

カウンセラーは奉仕業



『カウンセリングは相談業。
困っている人の相談に乗ること。
困っている人たちに
手を差し伸べる
のであるから、奉仕業。
奉仕なのだから無料であるべきだ。


と思っている人が日本には多いです。


この考え方は日本の独特の風習、や
文化から来ている、独特の考え方です。

カウンセリングも、中小企業診断士も
社労士も、ビジネス・コンサルタントも、
相談業ではありますが、慈善奉仕業ではありません。

ボランティアではないのです。
慈善事業と勘違いされているところが残念です。

勿論のその活動の理念や精神には
困っている人たちに奉仕の姿勢や、慈愛の姿勢は
少なからず相談業にはありますが、
だからと言って、ボランティアではありません。

人を救うために、悩みを解消するために、
問題を解決するために、その専門意識と技量を
身につけて、その分野で最大の努力を尽くすのです。

弁護士は法律分野の問題において相談を受け
法律的解決方法や技能を提供します。
そのために、時間とお金と体力と知力を投資して
相談に乗れる力をつけたのです。
友達の相談では得られない技能があるのです。

カウンセラーも同じで、友達に相談するのとは違う
心理的な問題解決の技法を身につけているのです。

ただ、弁護士のような「法廷で勝つ」「慰謝料を取る」
等のような目に見える形で無い分、「慈善でやるべき」
という利己的希望を押しつけてしまいがちです。

仕事として責任を果たすために
カウンセラーも多くの投資をして技能を身につけた
サービス業の一つなのです。






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2012年8月19日日曜日

占いとカウンセリング 3  決断

何かを決断する時、
「誰かに話しを聞いて欲しい」
「誰かの意見も参考にしたい」
「誰かにアドバイスを被りたい」
「盲点や注意点を指摘して欲しい」
「後押しして欲しい」
などと考えるものです。

決断のためにはやはり一番良いのは
心理カウンセリングです。
ですが、占いも判断の助けになるなら
占いで相談しても良いと思います。

何が違うかと言うと
心理カウンセリングは、心理を扱いますから
本当の自分を自分で理解し
自分で決断を出せます。
そのため納得して先へ進めます。

占いも、最終的に自分が決断するのですが、
過程が自分の心を取り扱わなくて良いため
自分の決断に自己責任を感じなくて済むのです。
「カードが表しているから」
「ちょうど星回りだから」
「守護霊のアドバイスだから」
と、責任をほかのものにゆだねることができます。
そのため、決断が正しくなかったと思っても
やり直しのチャンスを得られる余裕があります。

どちらにしても、行く道が明確になれば良いでしょう。







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2012年8月12日日曜日

カウンセラーとアドバイザー

カウンセリングを受けたことが無い人は
空くなセリングって何をするかわからず、
アドバイザー的に思っていることが多いのです。

アドバイザーは、クライアントに
「○○うぃしなさい」「XXをしてみましょう」と
方向性を決めて、クライアントがそれに
従って解決へ結びつけます。

でも、カウンセリングは違うのです。
アドバイスを与えることが仕事ではないのです。

勿論場合によってはアドバイスしますが、
基本は「間違った思考パターンを変える」
こと目的として話して解決へ結びつけます。

そして、クライアント視線でセッションを
行う点も大きく違うところです。


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2012年8月5日日曜日

複数のカウンセラーで 6 変える理由

カウンセラーが替わる時の代表的な
理由は、担当者からのリファーです。
ある段階までは自分の管轄だけれど、
ここからは、その専門家へ、当場合。

例えば、病理し順の治療は専門だが
社会へ復帰し、社会での活躍を補佐する
専門ではないから、「これからはキャリアを
どう進めて行くべきかはキャリアカウンセラーに
お任せしましょう。キャリアカウンセラーの
○○氏を紹介しますから、そちらへ
次回は行くようにお願いします」と
紹介を受けた場合です。


もう一つは、担当カウンセラーが退職したり、
引退した場合で、「今後は後輩の○○君が
担当します」とか「私は引退するので
これからはXX病院の○○氏に担当して
もらうことになりました。」という場合ですね。

この場合は、退職されるので続行できません。
物理的に続けられず、担当カウンセラーを
変えなければなりません。

これらのような場合はドクターショッピングや
カウンセラーショッピングには当たらないのです。

もし、次の担当者を紹介されたら、
そこへ行きましょう。

退職するなら、自分で勝手に探したく
なるかもしれませんが、お勧めのところが
良いと思います。

もし、興味を持っているカウンセリングを
その方が行ってくれない理由なら
元のカウンセラーに相談してみましょう。





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2012年7月31日火曜日

エンカウンターとは

エンカウンターは心理療法もしくは
カウンセリングの技法のひとつです。

現在は、いろいろと発展してきているために
類似のものは多いのですが、もともとは、
カール・ロジャースが開発したカウンセリング
の方法なのです。

ファシリテーター(グループをまとめる役)によって
大勢で進行するものです。
ファシリテーターは参加者のリーダーではありません。
ファシリテーターはよく訓練された専門家が行います。

一般的には集団(グループ)心理療法の
ひとつとして扱われていますが、
ファシリテーターが解決をするのではなく
グループ活動に中で気付きを得て
解決に導くものなのです。

エンカウンターとは「出会い」と言う意味の英語です。
集団の中で見知らぬ人々と出会って、
知識や物事の善悪ではなく、
感情の交流や参加者の意見や行動を通して、
気付きを得たり、
他者との関係や行動の変容を期待する療法です。

少し変わった療法なので、
一度体験して気に入ると、
エンカウンターに参加することを趣味のごとく、
喜びとしている人もいるくらいです。

ところが参加者によっては、
エンカウンターに参加した経験そのものが
トラウマになってしまうケースもあるので
どれであってもエンカウンターが最高の療法
とは言い難いです。


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2012年7月24日火曜日

費用の目安 5 高くても

私は高ければ高いほど質の良い
カウンセリングが受けられる可能性が高いと
以前に書きました。

でも、高いからと言って、どれくらい高いのが
良いのか判断がつかないってことはありますよね。

以前効いた故tがあるのですが、
たった1日で暗記もしないで外国語が
ペラペラと喋れるようになる指導をする先生がいて
有名人などはその先生に名経った方が多いとか。
その先生は400万円暗いするそうです。
たった1日で400万円を使ってしまうのは
高すぎると思うでしょうけれども、
数年かかる物を1日で教え切るのであれば
普通の語学学校の2年分程度の学費では
提供しないでしょうね。
その程度で良いなら、数年かけて学んでくださいと
言うことでしょう。

この例を挙げたのは、
心理カウンセリングに関しても同じで、
15年も通院し、服薬している人を1日で治すと
言う医師またはカウンセラーが居るとすれば、
1000万円どころでないくらい請求しても仕方ないかも
しれませんね。
実際は、15年分を1日で完治させるカウンセラーが
いるとは思えませんが。
クセや、ある程度の思考修正は1日プログラムや
連日数日プログラムで提供している方は居るようです。

その方々がいくらで請け負っているかは分かりませんが、
安いとは思えません。
1日プログラムが10万円くらいなら
逆に怪しいように私は思うのです。

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2012年7月15日日曜日

音楽療法とは

音楽療法は、一言でいえば音楽を使って
行う療法の事です。

でも、種類ややり方は沢山あり、
カウンセラーによって手法が違います。

例えば、音楽を聴くものもあれば、
音楽を演奏するものもあります。
中には歌を自分で歌うものもあります。

どんな方法であっても、
音楽療法は大別すると2つあり
一つは脳波への影響を研究し
音楽の持つ周波数を使って治療するものと、
もう一つは、音楽のリズムを利用して、
心の状態にあった音楽を聴き
情動を促し、立ち直らせるものです。


それぞれにおいても、細かくは
やり方はいろいろあるのです。

多くは楽しく行うものが多いですが、
効能を優先的にしているために、
必ずしも楽しい療法では無いものもあります。

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2012年7月1日日曜日

複数のカウンセラーで 5 重複しないけど

私のところにも時々あるケースなのですが、

「心理カウンセラーは一人に絞っています。
かならず、複数同時には受けません。
ですけれど、いままでカウンセラーは5人に
受けていて今度6人目となります。」
と言うようなケースです。

カウンセラーが替わった理由を聞くと
特に理由は無く、今のカウンセラーより良い
カウンセラーがいるんじゃないかと思ったり、
飽きたからとか、改善が見られそうにないから、と
勝手な思いで変えていることが多いのです。

このような場合は、
ある程度しっかりしたカウンセラーならば
お断りして、元のカウンセラーへ戻るように
薦めることでしょう。

このように、しょっちゅうカウンセラーを変えることは
医者を頻繁に変えてあちこち行く患者と同じです。
あちこちの医者に行くことをドクターショッピングと
言います。
改善されているか回復の途中であるか、
厳しい状況の治療中なのか患者は判断できないのに
勝手に、医師の技量を判断して、通院を止めて
しまうのです。

これと同じ状態で、カウンセラーを転々とする場合は、
残念ですが、回復や解決には絶対に至らないのです。
回復の兆しをカウンセラーが感じていても
クライアントが勝手に止めれば、
もうあと一歩のところがゼロスタートに逆戻りになって
しまうのですから。

これはぜひ、止めていただきたい。

出来るだけ最初に選んだカウンセラーと長く
やっていっていただきたいのです。


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2012年6月26日火曜日

カラーセラピーとは

カラーセラピーは色彩心理とも言いますが、
日本ではまた、色彩心理は進んでいません。
海外ほど心理と色がしっかり研究されていません。

日本で色彩心理学会とありますが、
どちらかと言うと色彩科学に近いのです。
そのため学会名は The Color Science Association
という英名になっています。

それは別として、カラーセラピーとはなにをするのか
お話ししたいと思います。

カラーセラピーは色々な方法があります。
カラーセラピストと言う人たちが全て同じことを
するとは限らないのです。

例えば、インテリアなどの色彩を調節して
心理的な影響を及ぼすものもありますし、
着る服の色を調節して心理的な影響を
期待するものもありますし、
色を使って治療するものもありますし、
ボトルなどの色を見て、選択した結果で
占いのように判定するものもありますし、
絵画などの中に見る色彩バランスで
心理を読み解くものもあります。

どれであっても、女性は色を楽しむ傾向が
男性より多いですから、
楽しく心のバランスを取るために
補助的に使うのは楽しいセラピーです。



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2012年6月17日日曜日

コーチ

コーチングが数年前にははやりましたね。

企業でも、コーチングを学ばせたり
コーチを雇って成果を上げようとしました。

コーチングは心理カウンセリングの
一部ですが、社会適応者のみが
対象となっていますから、
病理の人や、心の傾向を治療はしません。

より元気になったり、やる気をさらに上げたり、
効率良い会話や会議をしたり、
決断するための指導をしたり、
健康的な精神の状態でさらに向上心を
作り上げて行くのがコーチングです。

精神的に病んでいたり、
心に問題を抱えている人には
コーチングはやってはいけないと言います。

ですが、心理カウンセリングは、
社会に適応されている元気な方や
やる気がある方までも対応できるのです。


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2012年6月12日火曜日

精神分析

精神分析が「心理療法の一つの技法」と
思われているようですが、
分析は分析に過ぎず、
分析結果を用いて療法につなげたりします。

精神分析は、あの有名なジークムント・フロイトが創始した
人間心理の理論と治療技法を体系化したものです。

精神状態を分析して状況把握した方が
どこをどのように扱ったらいいか
確定しやすいので有効です。

ですが、「分析したら治る」とは言えません。

分析は色々なやり方があり、
精神分析を専門とする医師やカウンセラーは
目的に合わせてテストしてくれます。

心理、精神、知能、発達、人間関係の持ち方、
いろいろと分析する物はあります。
中には向いている職種などを分析するものもあります。

2012年6月5日火曜日

心理療法とは 1

心理療法は沢山あります。

世界には3000以上はあると言われています。

では、どんな種類があるでしょうか?

箱庭療法
色彩療法
絵画療法
創作療法
ダンス療法
音楽療法
演劇療法
など作業を伴うものと


催眠心理療法
行動療法
認知療法
ゲシュタルト療法
論理療法
来談者中心療法
など会話における技法とに分かれます。

勿論これ以外にも沢山あります。

このように沢山技法や療法があるのですから、
カウンセラーのやり方も千差万別です。


自分が興味があったら、
その技法を使うカウンセラーへ
行かれたらいいと思いますよ。

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2012年5月31日木曜日

複数のカウンセラーで 4 色々やってみたい

沢山ある心理療法はそれぞれ魅力があります、。
カラーセラーは女性は楽しいですし占い的なので
楽しく受けられますし、
絵画療法などは、絵を描くことが好きな人や
遊び心があるほうが好きな人には好まれます。
心の奥底の自分を知りたいとか
自分自身をコントロールできない思う人には
無意識層を扱う催眠心理療法は効果的で魅力的です。

だからと言って、あれもやってみたいこれもやってみたいと
色々な心理療法家に同時に並行して受けることは
以前の話のようにお勧めはできません。

一人のカウンセラーが行くも療法を行えるなら、
そのカウンセラーに「これをやってみたい」と頼んでも
良いですが、自分で、相談もせず「これが良いかも」と
受けてしまうのは治療プランの混乱を導いてしまう
可能性があるのです。

この症状にはXXX療法は良いがYYY療法は良くない
という場合もあるのです。
ですから興味だけで、あれこれ違うカウンセラーに
受けるのは避けましょう。

2012年5月22日火曜日

占いとカウンセリング 2 占えるか

占いが良いと考える人には
「転職するならA社が向いている。
B社は問題が発覚して困ることになるだろう」
とか
「A君の方が家庭的で、B君の方が稼ぐ。
結婚するならB君がお勧め」
等のような決定だが欲しい人たちが
行く傾向が強いですね。

でも、ある程度情報があつまれば、
心理カウンセラーでも未来は言い当てることは
十分可能なのです。

なぜなら、思考パターンが未来の行動を
決めますから、そのクライアントのクセが分かれば
行動予測がつくわけですから。

私の師匠も、「オー○○泉」くらい、事前情報が
そろっていたら、自分でも簡単にあれくらいの
事なら言えてしまうね、と言っていました。


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2012年5月15日火曜日

占いとカウンセリング 1 違い

占いも相談業ではりますが、
どうも、今の日本では、悩みがあると占いに行く
ことが多いようです。

占いの方が敷居が低いイメージがあるからですね。

それから、「そんなに悩んでいるなら
カウンセリングを受けたら?」と勧められたら
「自分は精神異常じゃない!」と
怒りだす人が多いのが現状です。
または、「カウンセリングのレベルじゃない。
占いで十分なんだ」と思っています。

カウンセリングは精神異常に人たちのために
あるわけではなく、病理であろうと適応水準であろうと、
心を扱うことが仕事なのです。

未来をあっててほしいならば占いでしょう。

それ以外ならほぼカウンセリングが対応できる
範囲にはあるのです。





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2012年5月5日土曜日

複数のカウンセラーで 3 手段を変えて

複数のカウンセラーで複数の療法を受ける
例を前回お話ししました。

でも、どうしても「今」対応して欲しいような状況があり、
主治医または、マイ・カウンセラーは対面だけだし、
会いに行くには急な予約は受け付けないし、
予約はいつも1週間かかるので電話やチャットの
カウンセラーが欲しい、ということもあるでしょう。

勿論、うっぷん晴らしの電話カウンセリングを補佐的に
使うのは必ずしも悪いわけではないのですが、
やはり、補佐的に頼むカウンセリングだと伝えておいて
きちんとプランをお願いしている対面カウンセラーはいるのだと
伝えておけば、それを踏まえてうっぷんを聞くだけに
徹してくれるでしょう。
マイ・カウンセラーが居ることを伝えずに、
対面も、電話も、メールも全て違うカウンセラーにと
手段ごとに変えて受けていると、
それぞれのカウンセラーが自分のプランを考えて
進めてしまいますから、
症状は悪化し、問題解決ができなくなるほど
事態を混乱させてしまうことは避けにくいかもしれません。

また、クライアントは、電話では恋愛について、
対面は精神的な問題、メールは仕事についてと分担している
ならば、カウンセリングがバッティングしないで済むと
思われがちですが、これも実は良くないのです。

やはりいつもの対面のカウンセラーに、
どうしようもない急な対応を電話でしてくれるよう
お願いしておくのがよいと思います。




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2012年4月30日月曜日

複数のカウンセラーで 2 変えられないから

複数のカウンセラーに受けている方でも
全てがいけないわけではありません。

例えば、
スクールカウンセラー、
家族カウンセラー、
カラーセラピスト、
などと複数カウンセラーを得ている方が居ます。

その理由は、
「スクールカウンセラーは
学校指定なので、変えることができないし、
受診拒否はできない上、
学校問題に特化しているから、
学校関係以外の問題は相談できない。
家族全体の問題を持っているので、家族皆で
家族療法を受けている」
と言う場合は、二人でも仕方ないでしょう。

スクールカウンセラーには管轄外の問題であれば
スクールカウンセラーに絞ることはできません。

だから、本当の問題を解決するために、
家族問題を専門にする家族療法家に
定期的にカウンセリングを受ける必要がある。

といういきさつであれば、決して悪いことではありません。
また、その専属のカウンセラーによって、
カラーセラピーを受けた方がいいとセラピストを
紹介されたなら、複数のカウンセリングも
悪いことではありません。
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2012年4月25日水曜日

複数のカウンセラーで 1 セカンドオピニオン

一つの課題を解決するために、
医療のセカンド・オピニオンと同じように
複数のカウンセラーについている、
と言う方が居ます。

心理カウンセリングに関しては、
複数のカウンセラーにかかることはお勧めできません。

なぜなら、医者のように病気の診断をするわけではないからです。


病名を確定するならば、違う考え方をしている医師に
角度の違う意見を聞くのは良いことです。
そうすることで、間違った薬を飲み続けることを防げます。

例えば、内科的な問題だと思ったら、
実は外科的な問題かもしれませんし、精神的な問題かもしれません。
同じ症状でも、原因はいくつかあるかも知れませんから。

しかし、心理療法は、病名は関係ないのです。

心の負担になる考え方などを変えていったり、
ストレスを解消したり、
心の強化を目的とした訓練であったりしますから、
いくつか違うカウンセラーに同時にかかると
カウンセラーが計画した治療プランであったり、
改善計画をごちゃごちゃにしてしまって、
逆に効果が出ないところか、悪くさせてしまうことも多いのです。

例をあげると、カウンセラーAは
「まず、aをやってからbを行って、cに進む精神的準備を整えて、
cに進んでその後dへ行くことが良い」
と考えていたにもかかわらず
同時に受けているカウンセラーBは
「まず、cをやって、大きな衝撃を与えてから、aに行って
後にbへ進んで、最後にdをするのが良い」と
考えた場合、
どちらのカウンセラーにとっても、
「今やってほしくないことを、やってくれたもんだ、計画が崩れ
逆に、余計な知識が、後々のステップに影響してしまい
全て無駄になってしまう」と思うでしょう。

カウンセリングは、薬理療法とは違いますから
ゆっくり進みます。
ですから、ある程度同じカウンセラーに従って
様子をみたほうが良いのです。



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2012年4月17日火曜日

費用の目安  4  時間

費用は時間によっても違うと説明を過去にしました。

1枠30分のところは、1枠2時間のところより
安いのが普通でしょう。

2時間拘束されるところが1枠2000円でしたら
内容に疑問が出てきます。

また30分で5万円でしたら、
そうとう実力者か、道具が特殊か、人気のある人でしょう。


宿泊型でしたら滞在費がかかりますから、
勿論、何眞年と言うことになります。
1泊屋2泊でしたら、講習内容やカウンセリングのコスト以外に
1日の滞在費として1万円や2万円が上乗せになっても
普通だと思います。
2泊3日合宿型エンカウンターが6万であっても高くはないでしょう。


作業が必要な心理療法やセラピーであれば、
拘束時間以外に材料がかかります。
そのカウンセラーが、会話技法のカウンセリングを
1枠1時間で1万円だとしたら、作業のある心理療法に
3時間かかり、さらに材料が5千円かかるのであれば、
3万5千円であっても単純計算上、正しいと言えます。







 

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2012年4月11日水曜日

愚痴聞きやとして

カウンセラーと愚痴を聞くのとはないが違うのでしょうか?

基本的にはカウンセラーは愚痴聞き屋です。

どんな愚痴でも聞きますし、苦しい思いも受け止めます。


しかし、友人が愚痴を聞いてくれることと、
カウンセラーではなく「愚痴聞き屋」として仕事を
されているところとの違いは何かと言えば、
それは、愚痴のとどまらないことです。

愚痴聞き屋は最近増えてきました。

愚痴聞き屋は愚痴をひたすら聞いてあげるのです。
友人や同僚や家族には愚痴をこぼせないときに
専門の愚痴を聞いてくれる人に電話や対面で
言いたいだけ言います。
愚痴を聞いてあげる人は、愚痴を上手に聞き、
ストレスを発散させてくれます。

ですが、心理カウンセラーはそこにとどまりません。

愚痴は十分に聞きますし、愚痴を聞く技能は十分に
ありますし、ストレス発散が目的であれば、
その目的をとことん追求し、発散させてくれます。

しかし、心理カウンセラーは、その根本的原因まで
触れて、おなじストレスを繰り返さないように
導きます。

時には、愚痴の内容とは違うことが原因の場合もあり、
原因は深いところにある場合もあります。

1回で解決しないことは多いですが、
必ず解決へ導きます。

「自分の苦しいところをいじられるのはイヤだ」
「解決はしたくないけど、愚痴を言いたいだけ」
「本当の原因を知りたくない」
のであれば、愚痴聞き屋でも良いかもしれません。

ですが、いつまでたっても、前進しないのです。

ですから、愚痴をこぼしたいなら
心理カウンセラーをお勧めします。




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2012年4月5日木曜日

1回のカウンセリング時間 2

一回にどれくらいの時間を受けたらいいのか?
という疑問についてですが、1に書いたとおり、

何分が一番良いかなど、一概に言えません。

カウンセリングの技法や、心理療法によって
最低限必要な時間は違うのです。


エンカウンターなどの団体で行う技法の場合
30分程度では完了しないので、
半日から、数日間合宿型が効果的なのです。


作業などがメインの心理療法は 作業性上
、数時間かけるのが普通でしょう。

たとえば、アートセラピーや創作セラピーは
2時間以上かかるのが一般的だと思います。
作成に1時間から2時間弱かかれば、
その作品を通しての心理分析やカウンセリングを

30分使ったとしても、2時間半かかります。


会話によるカウンセリングの場合は、

最低でも45分は必要だと私は思っていますが、
目的によっても30分以下でも大丈夫なものも あるでしょう。
たとえば、キャリアカウンセリングであれば
30分以内の短い時間ワクで対応可能ですが
精神的な悩みのがある場合や、 セラピーや心理療法ですと、
30分では無理ですね。


会話を重視するタイプのもので、催眠心理療法などは
初回は長くても2回目からは1時間ワクで済ませる 形式の
ところも多くありますが、
中には 1-day コースなども設けているところもあります。

催眠療法などは、実際は1日で完了させるのは難しく、

何回かに分ける方が効果は出ますが、

カウンセラーや療法家の方針次第です。
会話中心のカウンセリングでも、2時間以上になると
作業が無ければ集中録が続くのが大変だと言う点も
忘れてはいけませんね。

 



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2012年3月30日金曜日

費用の目安 3 最低でも

費用はピンキリで、それぞれの提供する療法や
拘束時間や、技能によって変わることは以前書きました。

それは理解しても、どのくらいが相場なのか分からない、
どれくらいなら普通程度のカウンセリングをしてくれるのか
知りたい方は多いでしょう。

私は時間無制限一律料金のところはお勧めしませんが、
もし、そのような所なら、数千円なら、おすすめしません。

私の経験上ですが、
義用と比べて1時間が予約1枠分だとした場合、
最低でも1万円以上であるべきだと思っています。
これ以下の場合、提供する技能が少ないからではないか
と思うのです。
ある程度満足する技量を提供する所で
最低でも1時間一万円からと私は思っています。

例えば、一回2時間のところが1万円でしたら疑問ですし、
1回30分のところが3千円でしたら疑問です。


またその時間に比例した費用に加え、
材料が必要な心理療法などは、それに材料費は上乗せ
になるのは普通ではないかと思っています。

善意でと奉仕活動だと思ってやっていられる方で
技量がある人がいないとは言いませんが、
「奉仕」と「何が何でも全力投球で解決させる覚悟」
の姿勢の違いは、技量と費用に現れると思います。


 

2012年3月20日火曜日

臨床心理士

臨床心理士は国家資格ではありません。
民間資格ですが、
多くの病院では、この資格を持っている人を
採用条件にしている所が多いです。

大学院を出ている人が取る資格なので
知識と技能が高いと判断されて、
信頼性があるのです。

そして多くの方が臨床心理士が
優秀なカウンセラーの証拠と判断されている
事が多いようです。

ですが、病院ではこの資格があるから
カウンセリングをするかと言えば
分析を専門にしてるところが多いのは
事実です。

病院では、医師が分析する時間はありません。
でも、さらに何時間も相談に乗る時間を
与えては、患者さんが溜まってしまいます。
ですから効率を考え、
治療は医師がし、円滑な治療と
的確な治療プランを作るための
参考資料として分析を利用しています。

その分析のお仕事は、この臨床心理士の
資格のある人材がに立っています。

ですから病院では大変重要なお仕事です。

もちろん、
臨床心理士の資格があってカウンセリングを
行っている方もいらっしゃいますが、
臨床心理士=優秀なカウンセラー
でも
心理カウンセラー=臨床心理士
でもないことは十分に気をつけた方が良いのです。

2012年3月12日月曜日

産業カウンセラーとは

産業カウンセラーは国家資格だと
思っている方が多いようですが、実は
社団法人日本産業カウンセラー協会が認定する民間資格
なのです。

どのようなカウンセラーかと言うと、
産業に関するカウンセラーとか、
労働分野に関するカウンセラーだとか、
雇用や就職、時には企業内で働くカウンセラーだと
誤解があるようですが、ひとつの資格名にすぎないとのです。

企業内で活躍するカウンセラーは「企業内カウンセラー」と
呼ばれています。
より良い雇用状態、働く環境と精神のバランス維持、
より効率のある思考や心のあり方を得る、
等のために、
社員のメンタルヘルスを補佐するカウンセラーです。
この場合、心理カウンセラーであったり、
産業医であったり、臨床心理士であったりしますが、
心理面でのサポートをしてくれるのです。

2012年3月2日金曜日

チャット・カウンセリング

チャットカウンセリングとは、
対面でもなければ、電話でもない、
二次元の世界でのカウンセリングです。
ネットがつながっている状態で、カウンセラーとクライアントが、
キーボードで文字を入力して、文字の中での会話を瞬間的
に行うものです。

これは、生活事情や肉体的事情によって、対面ができない方
であって、電話での音声によるカウンセリングが難しい方には
お勧めです。

今の時代はチャットが生活の一部になっている世代となって
きていますから、電話よりも気軽だと言う方は多いようです。

声も御顔も知られないから安心感がある方も居ます。
文字をあとから読み返せる点も利点と考えている方もいます。

ですが、「対面をしてくない、電話も怖い」との思いでいるならば、
最初はチャットを開始し、後々対面へ移行しようと考える方に、
お試し的な所と思っておくのが良いでしょう。

それは、チャットの短所もあるからです。
  • タイプのスピードが遅いために行き違い
  • 沈黙が、沈黙として効力を発揮しにくい
  • 情緒やリズム、抑揚が現れないために、誤解が起きやすい
  • 顔や声が聞こえないため、状況や新にが読み取れいくい
  • 本心を隠しやすい
  • 情報提供が限られてしまう
  • 時間的ロスを引き起こしやす
  • 継続的なカウンセリングになりにくい
  • 根本解決や根本治療よりも、その場限りの表面的なカウンセリングで終わりやすい
  • 本当に必要な療法や、方法が適応されにくい
  • 効果は対面に比べ少ない
ですから、できれば対面をお勧めします。
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2012年2月27日月曜日

複数のカウンセリング手段で  1

クライアントによっては、定期的なカウンセリングを対面で、
突発的な問題は電話で、と複数の手段で受ける方もいます。

これは、「今解決しないと、次回対面まで待てない事情がある」
「精神的に穏やかになれないので、今話したい」
「普段のカウンセリングとは違う課題が一時的に起きた」
などの理由で、電話も受けることは良いことだと思います。

ですが、例えば、鬱で困っているクライアントを例にしますと、
鬱のための薬を出してもらう医師はA先生、
定期的な対面カウンセリングはB先生、
ちょっと情緒不安定になった時の電話カウンセリングはC先生に、
その他はメールのカウンセラーはD先生に
そして、時々気分転換にE先生に、
という形で行うのはお勧めできません。




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2012年2月17日金曜日

メール・カウンセリング 2

メールカウンセリングの注意点をもう少し詳しく述べたいと思います。

これは、メールカウンセリングに限らず、チャットも同じなのですが、
課題がその場限りになりやすく
食い違いは出やすくなるのです。

連続性にも欠けるために、素晴らしいアドバイスや指摘があっても
それを有効化できずに終わり、さらには、そのアドバイスを 表面的な
扱いとされて、それを強化しようとしても、
クライアントにしてみれば
「やったけど、あまりピンとこなかった」

「そのような方法は上手くいかない」
という悪い経験と誤解されたまま
悪い知識が蓄積されるだけで、
そののちに素晴らしい方法に出合っても

有効化できなくなってしまうのです。

また、カウンセラーの意図を誤解してしまうと、
それを解く方法が無いことと、読み手の気分で抑揚や言葉の意味を
取り違えてしまう可能性が高いのです。

そのために、カウンセラーは最善を尽くしますが、
そのために、回答に時間がかかってしまうのが普通なのです。



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2012年2月11日土曜日

メール・カウンセリング 1

カウンセリングの受ける方法の一つに
メールでのカウンセリングがあります。

クライアントは、顔も声もカウンセラーにばれませんし、
自分の悩みを訴えて、それに対する回答を得るUターン式。
電話や対面では、足りない情報や解決に必要な情報は
適時にカウンセラーが質問しますが、
メールは質問だれませんから、その点においても
クライアントには気軽です。

ですが、その分、クライアントの一方的な意見と情報
を基にカウンセラーが回答するということと、 
一往復のために、効果的なカウンセリング手段が
取れないので、深いカウンセリングや、根本的な問題解決
まで行きつくのは難しいのです。

私も、メールカウンセリングを受けますが、
一往復では納得いかないとのことで、何度かめーるでの
カウンセリングを連続的に受けたこともあります、

しかし、メールでは連続的なカウンセリングが難しいことと
カウンセラーのとった大切なアプローチが
適時に効果をもたらせることが難しいのです。

整理しますと、
欠点は
  • クライアントの一方的な情報のみに頼らなければならない
  • Uターン式なので、双方の理解の一致は確認できない
  • 足りない情報を得る方法が無い
  • 連続性に欠ける
  • 往復が一回限りなので、終結に至る確認ができない
  • 誤解が生じやすい
  • すがりたい気持ちが先行しすぎて、内容が整理されていないことが多い
  • 悩んだときにすぐに回答を得られるとは限らない
  • 深い解決を得られない
  • 表現力が必要となる
  • 大切な情報が漏れる可能性がある
  • 欲しいポイントに対する回答かは不明
  • 納得いく回答かどうか不明
  • カウンセラーの所属先によっては、毎回回答者が違う可能性がある
  • クライアントは回答に対する自制力が必要になる
  • 適応される心理療法は制限される

利点は
  • いつでもどこでも相談可能
  • 低料金で相談ができる
  • 声や顔を見られないで済む
  • 遠方のカウンセラーに依頼ができる
  • 費用が一律のことが一般的なので費用の目安が立てやすい
  • 余計な質問と思うようなものを問われないで済む
などです。


カウンセリングはhttp://home.yoshiko-natsukawa.com/