メールでのカウンセリングがあります。
クライアントは、顔も声もカウンセラーにばれませんし、
自分の悩みを訴えて、それに対する回答を得るUターン式。
電話や対面では、足りない情報や解決に必要な情報は
適時にカウンセラーが質問しますが、
メールは質問だれませんから、その点においても
クライアントには気軽です。
ですが、その分、クライアントの一方的な意見と情報
を基にカウンセラーが回答するということと、
一往復のために、効果的なカウンセリング手段が
取れないので、深いカウンセリングや、根本的な問題解決
まで行きつくのは難しいのです。
私も、メールカウンセリングを受けますが、
一往復では納得いかないとのことで、何度かめーるでの
カウンセリングを連続的に受けたこともあります、
しかし、メールでは連続的なカウンセリングが難しいことと
カウンセラーのとった大切なアプローチが
適時に効果をもたらせることが難しいのです。
整理しますと、
欠点は
- クライアントの一方的な情報のみに頼らなければならない
- Uターン式なので、双方の理解の一致は確認できない
- 足りない情報を得る方法が無い
- 連続性に欠ける
- 往復が一回限りなので、終結に至る確認ができない
- 誤解が生じやすい
- すがりたい気持ちが先行しすぎて、内容が整理されていないことが多い
- 悩んだときにすぐに回答を得られるとは限らない
- 深い解決を得られない
- 表現力が必要となる
- 大切な情報が漏れる可能性がある
- 欲しいポイントに対する回答かは不明
- 納得いく回答かどうか不明
- カウンセラーの所属先によっては、毎回回答者が違う可能性がある
- クライアントは回答に対する自制力が必要になる
- 適応される心理療法は制限される
利点は
- いつでもどこでも相談可能
- 低料金で相談ができる
- 声や顔を見られないで済む
- 遠方のカウンセラーに依頼ができる
- 費用が一律のことが一般的なので費用の目安が立てやすい
- 余計な質問と思うようなものを問われないで済む