2012年4月30日月曜日

複数のカウンセラーで 2 変えられないから

複数のカウンセラーに受けている方でも
全てがいけないわけではありません。

例えば、
スクールカウンセラー、
家族カウンセラー、
カラーセラピスト、
などと複数カウンセラーを得ている方が居ます。

その理由は、
「スクールカウンセラーは
学校指定なので、変えることができないし、
受診拒否はできない上、
学校問題に特化しているから、
学校関係以外の問題は相談できない。
家族全体の問題を持っているので、家族皆で
家族療法を受けている」
と言う場合は、二人でも仕方ないでしょう。

スクールカウンセラーには管轄外の問題であれば
スクールカウンセラーに絞ることはできません。

だから、本当の問題を解決するために、
家族問題を専門にする家族療法家に
定期的にカウンセリングを受ける必要がある。

といういきさつであれば、決して悪いことではありません。
また、その専属のカウンセラーによって、
カラーセラピーを受けた方がいいとセラピストを
紹介されたなら、複数のカウンセリングも
悪いことではありません。
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2012年4月25日水曜日

複数のカウンセラーで 1 セカンドオピニオン

一つの課題を解決するために、
医療のセカンド・オピニオンと同じように
複数のカウンセラーについている、
と言う方が居ます。

心理カウンセリングに関しては、
複数のカウンセラーにかかることはお勧めできません。

なぜなら、医者のように病気の診断をするわけではないからです。


病名を確定するならば、違う考え方をしている医師に
角度の違う意見を聞くのは良いことです。
そうすることで、間違った薬を飲み続けることを防げます。

例えば、内科的な問題だと思ったら、
実は外科的な問題かもしれませんし、精神的な問題かもしれません。
同じ症状でも、原因はいくつかあるかも知れませんから。

しかし、心理療法は、病名は関係ないのです。

心の負担になる考え方などを変えていったり、
ストレスを解消したり、
心の強化を目的とした訓練であったりしますから、
いくつか違うカウンセラーに同時にかかると
カウンセラーが計画した治療プランであったり、
改善計画をごちゃごちゃにしてしまって、
逆に効果が出ないところか、悪くさせてしまうことも多いのです。

例をあげると、カウンセラーAは
「まず、aをやってからbを行って、cに進む精神的準備を整えて、
cに進んでその後dへ行くことが良い」
と考えていたにもかかわらず
同時に受けているカウンセラーBは
「まず、cをやって、大きな衝撃を与えてから、aに行って
後にbへ進んで、最後にdをするのが良い」と
考えた場合、
どちらのカウンセラーにとっても、
「今やってほしくないことを、やってくれたもんだ、計画が崩れ
逆に、余計な知識が、後々のステップに影響してしまい
全て無駄になってしまう」と思うでしょう。

カウンセリングは、薬理療法とは違いますから
ゆっくり進みます。
ですから、ある程度同じカウンセラーに従って
様子をみたほうが良いのです。



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2012年4月17日火曜日

費用の目安  4  時間

費用は時間によっても違うと説明を過去にしました。

1枠30分のところは、1枠2時間のところより
安いのが普通でしょう。

2時間拘束されるところが1枠2000円でしたら
内容に疑問が出てきます。

また30分で5万円でしたら、
そうとう実力者か、道具が特殊か、人気のある人でしょう。


宿泊型でしたら滞在費がかかりますから、
勿論、何眞年と言うことになります。
1泊屋2泊でしたら、講習内容やカウンセリングのコスト以外に
1日の滞在費として1万円や2万円が上乗せになっても
普通だと思います。
2泊3日合宿型エンカウンターが6万であっても高くはないでしょう。


作業が必要な心理療法やセラピーであれば、
拘束時間以外に材料がかかります。
そのカウンセラーが、会話技法のカウンセリングを
1枠1時間で1万円だとしたら、作業のある心理療法に
3時間かかり、さらに材料が5千円かかるのであれば、
3万5千円であっても単純計算上、正しいと言えます。







 

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2012年4月11日水曜日

愚痴聞きやとして

カウンセラーと愚痴を聞くのとはないが違うのでしょうか?

基本的にはカウンセラーは愚痴聞き屋です。

どんな愚痴でも聞きますし、苦しい思いも受け止めます。


しかし、友人が愚痴を聞いてくれることと、
カウンセラーではなく「愚痴聞き屋」として仕事を
されているところとの違いは何かと言えば、
それは、愚痴のとどまらないことです。

愚痴聞き屋は最近増えてきました。

愚痴聞き屋は愚痴をひたすら聞いてあげるのです。
友人や同僚や家族には愚痴をこぼせないときに
専門の愚痴を聞いてくれる人に電話や対面で
言いたいだけ言います。
愚痴を聞いてあげる人は、愚痴を上手に聞き、
ストレスを発散させてくれます。

ですが、心理カウンセラーはそこにとどまりません。

愚痴は十分に聞きますし、愚痴を聞く技能は十分に
ありますし、ストレス発散が目的であれば、
その目的をとことん追求し、発散させてくれます。

しかし、心理カウンセラーは、その根本的原因まで
触れて、おなじストレスを繰り返さないように
導きます。

時には、愚痴の内容とは違うことが原因の場合もあり、
原因は深いところにある場合もあります。

1回で解決しないことは多いですが、
必ず解決へ導きます。

「自分の苦しいところをいじられるのはイヤだ」
「解決はしたくないけど、愚痴を言いたいだけ」
「本当の原因を知りたくない」
のであれば、愚痴聞き屋でも良いかもしれません。

ですが、いつまでたっても、前進しないのです。

ですから、愚痴をこぼしたいなら
心理カウンセラーをお勧めします。




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2012年4月5日木曜日

1回のカウンセリング時間 2

一回にどれくらいの時間を受けたらいいのか?
という疑問についてですが、1に書いたとおり、

何分が一番良いかなど、一概に言えません。

カウンセリングの技法や、心理療法によって
最低限必要な時間は違うのです。


エンカウンターなどの団体で行う技法の場合
30分程度では完了しないので、
半日から、数日間合宿型が効果的なのです。


作業などがメインの心理療法は 作業性上
、数時間かけるのが普通でしょう。

たとえば、アートセラピーや創作セラピーは
2時間以上かかるのが一般的だと思います。
作成に1時間から2時間弱かかれば、
その作品を通しての心理分析やカウンセリングを

30分使ったとしても、2時間半かかります。


会話によるカウンセリングの場合は、

最低でも45分は必要だと私は思っていますが、
目的によっても30分以下でも大丈夫なものも あるでしょう。
たとえば、キャリアカウンセリングであれば
30分以内の短い時間ワクで対応可能ですが
精神的な悩みのがある場合や、 セラピーや心理療法ですと、
30分では無理ですね。


会話を重視するタイプのもので、催眠心理療法などは
初回は長くても2回目からは1時間ワクで済ませる 形式の
ところも多くありますが、
中には 1-day コースなども設けているところもあります。

催眠療法などは、実際は1日で完了させるのは難しく、

何回かに分ける方が効果は出ますが、

カウンセラーや療法家の方針次第です。
会話中心のカウンセリングでも、2時間以上になると
作業が無ければ集中録が続くのが大変だと言う点も
忘れてはいけませんね。

 



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