という疑問についてですが、1に書いたとおり、
何分が一番良いかなど、一概に言えません。
カウンセリングの技法や、心理療法によって
最低限必要な時間は違うのです。
エンカウンターなどの団体で行う技法の場合
30分程度では完了しないので、
半日から、数日間合宿型が効果的なのです。
作業などがメインの心理療法は 作業性上
、数時間かけるのが普通でしょう。
たとえば、アートセラピーや創作セラピーは
2時間以上かかるのが一般的だと思います。
作成に1時間から2時間弱かかれば、
その作品を通しての心理分析やカウンセリングを
30分使ったとしても、2時間半かかります。
会話によるカウンセリングの場合は、
最低でも45分は必要だと私は思っていますが、
目的によっても30分以下でも大丈夫なものも あるでしょう。
たとえば、キャリアカウンセリングであれば
30分以内の短い時間ワクで対応可能ですが
精神的な悩みのがある場合や、 セラピーや心理療法ですと、
30分では無理ですね。
会話を重視するタイプのもので、催眠心理療法などは
初回は長くても2回目からは1時間ワクで済ませる 形式の
ところも多くありますが、
中には 1-day コースなども設けているところもあります。
催眠療法などは、実際は1日で完了させるのは難しく、
何回かに分ける方が効果は出ますが、
カウンセラーや療法家の方針次第です。
会話中心のカウンセリングでも、2時間以上になると
作業が無ければ集中録が続くのが大変だと言う点も
忘れてはいけませんね。