2012年8月25日土曜日

カウンセラーは奉仕業



『カウンセリングは相談業。
困っている人の相談に乗ること。
困っている人たちに
手を差し伸べる
のであるから、奉仕業。
奉仕なのだから無料であるべきだ。


と思っている人が日本には多いです。


この考え方は日本の独特の風習、や
文化から来ている、独特の考え方です。

カウンセリングも、中小企業診断士も
社労士も、ビジネス・コンサルタントも、
相談業ではありますが、慈善奉仕業ではありません。

ボランティアではないのです。
慈善事業と勘違いされているところが残念です。

勿論のその活動の理念や精神には
困っている人たちに奉仕の姿勢や、慈愛の姿勢は
少なからず相談業にはありますが、
だからと言って、ボランティアではありません。

人を救うために、悩みを解消するために、
問題を解決するために、その専門意識と技量を
身につけて、その分野で最大の努力を尽くすのです。

弁護士は法律分野の問題において相談を受け
法律的解決方法や技能を提供します。
そのために、時間とお金と体力と知力を投資して
相談に乗れる力をつけたのです。
友達の相談では得られない技能があるのです。

カウンセラーも同じで、友達に相談するのとは違う
心理的な問題解決の技法を身につけているのです。

ただ、弁護士のような「法廷で勝つ」「慰謝料を取る」
等のような目に見える形で無い分、「慈善でやるべき」
という利己的希望を押しつけてしまいがちです。

仕事として責任を果たすために
カウンセラーも多くの投資をして技能を身につけた
サービス業の一つなのです。






カウンセリングはhttp://home.yoshiko-natsukawa.com/