「心理カウンセラーは一人に絞っています。
かならず、複数同時には受けません。
ですけれど、いままでカウンセラーは5人に
受けていて今度6人目となります。」
と言うようなケースです。
カウンセラーが替わった理由を聞くと
特に理由は無く、今のカウンセラーより良い
カウンセラーがいるんじゃないかと思ったり、
飽きたからとか、改善が見られそうにないから、と
勝手な思いで変えていることが多いのです。
このような場合は、
ある程度しっかりしたカウンセラーならば
お断りして、元のカウンセラーへ戻るように
薦めることでしょう。
このように、しょっちゅうカウンセラーを変えることは
医者を頻繁に変えてあちこち行く患者と同じです。
あちこちの医者に行くことをドクターショッピングと
言います。
改善されているか回復の途中であるか、
厳しい状況の治療中なのか患者は判断できないのに
勝手に、医師の技量を判断して、通院を止めて
しまうのです。
これと同じ状態で、カウンセラーを転々とする場合は、
残念ですが、回復や解決には絶対に至らないのです。
回復の兆しをカウンセラーが感じていても
クライアントが勝手に止めれば、
もうあと一歩のところがゼロスタートに逆戻りになって
しまうのですから。
これはぜひ、止めていただきたい。
出来るだけ最初に選んだカウンセラーと長く
やっていっていただきたいのです。