2012年7月1日日曜日

複数のカウンセラーで 5 重複しないけど

私のところにも時々あるケースなのですが、

「心理カウンセラーは一人に絞っています。
かならず、複数同時には受けません。
ですけれど、いままでカウンセラーは5人に
受けていて今度6人目となります。」
と言うようなケースです。

カウンセラーが替わった理由を聞くと
特に理由は無く、今のカウンセラーより良い
カウンセラーがいるんじゃないかと思ったり、
飽きたからとか、改善が見られそうにないから、と
勝手な思いで変えていることが多いのです。

このような場合は、
ある程度しっかりしたカウンセラーならば
お断りして、元のカウンセラーへ戻るように
薦めることでしょう。

このように、しょっちゅうカウンセラーを変えることは
医者を頻繁に変えてあちこち行く患者と同じです。
あちこちの医者に行くことをドクターショッピングと
言います。
改善されているか回復の途中であるか、
厳しい状況の治療中なのか患者は判断できないのに
勝手に、医師の技量を判断して、通院を止めて
しまうのです。

これと同じ状態で、カウンセラーを転々とする場合は、
残念ですが、回復や解決には絶対に至らないのです。
回復の兆しをカウンセラーが感じていても
クライアントが勝手に止めれば、
もうあと一歩のところがゼロスタートに逆戻りになって
しまうのですから。

これはぜひ、止めていただきたい。

出来るだけ最初に選んだカウンセラーと長く
やっていっていただきたいのです。


カウンセリングはhttp://home.yoshiko-natsukawa.com/