2012年7月31日火曜日

エンカウンターとは

エンカウンターは心理療法もしくは
カウンセリングの技法のひとつです。

現在は、いろいろと発展してきているために
類似のものは多いのですが、もともとは、
カール・ロジャースが開発したカウンセリング
の方法なのです。

ファシリテーター(グループをまとめる役)によって
大勢で進行するものです。
ファシリテーターは参加者のリーダーではありません。
ファシリテーターはよく訓練された専門家が行います。

一般的には集団(グループ)心理療法の
ひとつとして扱われていますが、
ファシリテーターが解決をするのではなく
グループ活動に中で気付きを得て
解決に導くものなのです。

エンカウンターとは「出会い」と言う意味の英語です。
集団の中で見知らぬ人々と出会って、
知識や物事の善悪ではなく、
感情の交流や参加者の意見や行動を通して、
気付きを得たり、
他者との関係や行動の変容を期待する療法です。

少し変わった療法なので、
一度体験して気に入ると、
エンカウンターに参加することを趣味のごとく、
喜びとしている人もいるくらいです。

ところが参加者によっては、
エンカウンターに参加した経験そのものが
トラウマになってしまうケースもあるので
どれであってもエンカウンターが最高の療法
とは言い難いです。


カウンセリングはhttp://home.yoshiko-natsukawa.com/