2011年10月20日木曜日

自分には合わないカウンセラー

「このカウンセラーが良いとは思えないんです。」
「自分には合わないタイプのようです」
「このカウンセラーは改善させる力は無いと思います」
などと言う方が居ます。


勿論、人間ですから、合う合わないはあるでしょう。

でも、カウンセラーが自分に合うかどうかは、
カウンセラーでもない人が判断できるとは到底考えられないのです。


そのような意見をお持ちの方は、
大抵が判断力の無い方が仰っている傾向が高いのです。

自分での判断が正しければ、きっといままでの人生で
何一つ問題を抱えずに歩んできたはずです。

カウンセリングが必要と言うことは
自分の考え方では間違った方向に行っていしまっているから
自分以外の考え方や判断力を参考にする必要がある
わけです。

言い換えると、「合わない」との判断自体が間違っているケースが
多いのです。

ですから、もし、初回に、そのカウンセラーが自分には合わない
と判断した場合、
自分をかえりみる必要があります。

もしかすれば、最初から
「改善したくない」
「解決したらどうしよう」
「相手を否定することでしか歩めない」
などとの背景が心の中にあるかもしれません。

プロとして活動するカウンセラーは
本来はどのようなクライアントでも解決する
対応力を備えているはずで、
自分の専門外の問題を抱えている場合や
自分の力量や技能では対応しきれない場合は、
専門家を紹介してくれます。

ですから、クライアントの方から
「合わない」と判断するには
心理的にカウンセリングに対する抵抗意識があり
また判断を鵜呑みにするのは正しくないのです。




カウンセリングはhttp://home.yoshiko-natsukawa.com/