2011年10月30日日曜日

病気を克服したカウンセラー

病気を克服してカウンセラーになったひとがいます。

例えば、鬱とか、ガンとか、アトピーとか・・・


それらの病気を克服したことをセールスポイントにして
クライアントに「私は克服してカウンセラーになりました」
「鬱の苦しみを知っているからこそ、鬱で苦しんでいる
人の気持ちも良く分かり、回復の方法は熟知しています」
などと。


確かに、カウンセラーとして活躍するまでに克服して
活躍されているのは驚くほどであり、尊敬に当たります。


ですが、その病気を体験しているから解決力があるわけでは
ありません。
逆に、鬱だったカウンセラーは、鬱を専門にする傾向があり、
鬱のクライアントを多く取りたがります。


ですが、鬱だった人は鬱の人と長い時間すごすことで
鬱を再発しやすいのです。
当人はウツが再発した認識はなく、お互いウツウツとして
鬱の中での堂々巡りになっていることに気づかず、
または病識があっても、自分も通院しながら、薬を飲みながら、
カウンセリングを行ったりしている人もいます。
解決へ動いていると思っていても、ウツウツとした会話が
続いていることもあるのです。


逆に鬱ならば、鬱にならない性格のカウンセラーから
受けた方が良いのです。


鬱にならない性格のカウンセラーはウツウツとした考え方に
気がつきますから、「これでは大変だろうなぁ」と改善策を考え、
早期対処ができます。
また、鬱に引き寄せられるような会話はしませんから、
話していても鬱っぽい会話が続きません。
クライアントは新鮮な会話傾向を学ぶことができ、
鬱にならない考え方や会話を実体験しながら身につけられます。




カウンセリングはhttp://home.yoshiko-natsukawa.com/