2011年8月15日月曜日

管理職など上に立つ人々2

もうひとつ、管理職に有効なカウンセリングの
使い方があります。

管理職は、確かに、自己ケア技能の達人である
可能性は高いのですが、だからと言って、
できる上司であっても、部下の心のケアまで
達人並みとは限りません。

部下やチームが上手く機能してくれない場合は
上司としての自分の考え方や行動、心理的作用に
なにか間違いがあるのです。

だから、より効率の高いチーム編成や部下教育、
好成績を上げるためにも、カウンセリングは
有効なのです。

それは、いつか破たんするかもしれない予防、
常にベストな状態で仕事に取り組むため、
小さな問題も小さいうちに芽を刈り取るため、
それぞれ、目的は微妙に違いますが、
常に心をベストな状態にしておいて、
仕事にベストな状態で臨むためです。

私のクライアントでも、心のメンテナンスとして
定期的にお受けになる方もいます。
いつも、大きな問題が話題になるわけでは
ありませんが、気がつかないストレスを解消し
打てる手は打って行く姿勢を持っています。

海外では管理職は、マイ・カウンセラーを
持っていることが、上に立つ人間の必要条件
との意識が強いものです。


ですから、
管理職だからこそ、カウンセラーをもつことを
お勧めします。