2011年8月31日水曜日

善意の時間延長 1

カウンセリングは安くはありません。

それなりの費用がかかります。

だから、5分でも10分でも同じ料金で対応して欲しいと
欲が出る患者さんまたはクライアントが居ることは否めません。

最初から30分とか1時間とか枠が決まっていて、
その枠を予約してクライアントさんはいらっやるのですが、
「今日はここまで」「これでお時間です」とお伝えしても
帰ろうとしないクライアントは残念ながら居ます。

カウンセラーは、クライアントの集中力や、1回1回の
カウンセリングの効果を最大限に引き出そうとプランをたてています。
ですから、「もっと、カウンセラーから聞き出そう、教えてもらう」と
思う気持ちが、実は、一番大切なことへ意識しておらず、
肝心な事が心にとどまらないので、引き延ばしに欲を出されるのは
良いことではないのです。

また、与えられた時間を有効利用できる力も、つけて行かなければ
いけない課題がクライアントにあるとも考えられます。

それとは別に、カウンセラーによっては、次のカウンセラーまでの間の
休憩が短く設定されている場合もあり、休憩が減ることで
次のクライアントへの準備ができなくなってしまいます。

ですから、逆に、いつまでもダラダラとお話しにつきあうカウンセラーは
治療プラン、または目的達成、問題解決へのプランをきちんと
進められないと言う問題点もあるかもしれません。