2011年7月31日日曜日

必要な時 カウンセラーのカウンセラー

プロのカウンセラーやコーチには
カウンセリングは不要でしょうか?


いえいえ、カウンセリングは心のメンテナンスに大変有効ですから

誰にとっても、「不要」とはならないのです。

言い換えると、カウンセリングが不要な人はいないと言えます。


プロのカウンセラーやコーチ、トレーナー、ソーシャルワーカー、

コンサルタント、指導員、看護師、セラピスト、精神科医

であっても、人間ですから、嫌な事が起これば、気分を害しますし、

気分に浮き沈みがあきるのは普通のことです。


特に、心理カウンセラーは心の中の深い闇、他人が気がつかない

苦しみ、心の葛藤、時には、生死にかかわる問題、 精神の崩壊、

というような話にしっかり心を傾けて、原因を探るために聴きもらさず

聴くので、精神的に負荷がかかりやすいですから、

的知的にカウンセラーのためのカウンセラーにカウンセリングを受けて

常に、心をクリアにして、偏見や、思い込みがない姿勢を保持するよう

心がけるのが良いのです。


その、カウンセラーのためのカウンセリングをSVスーパービジョンと

言います。カウンセラーのためのカウンセリングを教育分析と

名称を変えているところもあります。


残念ながら、「自分はプロのカウンセラーだからカウンセリングを受ける

なんてプライドが許さない」「プロのカウンセラーなんだから自分の心の

ケアができなくてクライアントが来るはずがない」という認識を持っている

カウンセラーが多いのも事実です。


中にはSVの必要性を学ばずしてプロデビューしているカウンセラーも

多いのです。

「SVって何?」と言うカウンセラーもいます。


私も何人かのプロのカウンセラーやプロを目指すカウンセラーの卵に

SVを提供しています。

もちろん、私もSVを受けています。


SVを通じて自己成長もありますし、心のコンディションを整えておくことが

常にベストなカウンセリングを提供できると信じていますし、

経験上、必要性を認識しています。